XII.最終編4:ヒトミ、キレる。
「つまり」
おとうさん(仮)が、晩ごはんのメニューを、明かすように言った。
「そう、わたしがほんとのおかあさん」
そして、「わたしがほんとは、おとうさん」
、、、あたマがこワれますタでス。
おかあさん→育てのおかあさん
ほんとのおかあさん→おとうさん
おとうさん→ほんとのほんとのおかあさん
「まあ、気にするなって」
気にする、する、するよーーー。
「だからね、こんなややこしいことは、自分の代で終わりにしようって、決めたんだ。ヒロミは、ちょっと、間にあわなかったけどね」
「わたしはこれで、幸せよ」
ヒロミ、、、兄さん。。。
「ヒトミからは、なんとかしなきゃなって、思ったんだ」
ありがとうございます、かな?
「中学生の頃までは、まだそんなにあせってはいなかった。ヒトミは、まいにちちゃんとオナニーできるいい子だったからね」
(赤面)見てたんですか?
「ところが、中3の秋くらいかな、ヒトミが急に女の子たちに、距離を置きはじめた。思春期って、そういうもんだけど、なにぶん宿命が宿命、とくにわたしたちは異性にオクテなんだよなー。だからしっかりウォッチしておかなきゃ、って、大急ぎで高校をつくった」
つくったぁ?
「高校創立って、たいへんなんだよね、しかも半年で、お金もかかっちゃうし」
ぼくの通ってた桃高は新設校で、ぼくは、願書も出してないのに、いきなり推薦合格しちゃったんだ。・・・そういうカラクリがあったとは・・・。
「まずは男らしくと、サッカー部に入らせて」
サッカーなんて興味なかったけど、「いいから入ろうぜ」って、イシダが言ったから・・・イシダ?
「なんとか性に関心を持たせようと、世界各国オールジャンルのエロ本読ませたり」
まいにち、コウノが見せに来てた。・・・コウノ。。。
「でも、オクテの血には、逆らえず、いまひとつ効果がない。だから、オマエを海外に行かせて時間かせぎをして」
(大学なんかつまらないぜ)、、、トモハラがぼくに言ってた。
(海外で武者修行なんて、いいんじゃないかな)、、、オオシマ先生!
「いろいろと準備を、整えたのだ」
「じゃ、学校のみんなは・・・」
「ほぼ、エキストラ、って言うか、ダミー、かな」
、、、ダミーの、友達、、、だみーの、先生。。。
「そして、このストーリーを思いついたのだ。我ながら、ナイスプランニング!だよね?」
隣の、おかあさん(仮)と、満足げに笑いあってる。
このストーリーって、「例の女」のことか?友達って、なんだ?なにがほんとで、なにがうそだ?
なにから、どう、質問していいかわからない。過去も未来も、もう信じられない。
たしかだと思ってた過去も、そうじゃなく、ただでさえあいまいだった未来は、まったく見えなくなってしまった。
たぶんすべて、ぼくのためだ、たぶん。そのすばらしいストーリーを、ぼくだけが聞かされていなかった、それだけのことだ。
善意と思いやりのパーティーの、すてきなプレゼント。
その前に、目隠しされてぼくがつれてこられた。それだけのことだ。
「フザっ、フザっ、フザケルナー!!!!!!」
生まれはじめて、こんな大声を出した。のどが口から飛び出るか、と思った。
おとうさん(仮)は、おかあさん(仮)の後ろに、隠れた。
ブドーカンは、完全に沈黙した。みんな、心臓の鼓動まで、止めているかのようだった。
~つづく~
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コメント
ワタスのあたマもこワれますタでス。。。
・・・・しくしくしく。。。
投稿 キャンディ | 2008年2月15日 (金) 16時11分
......?!!
投稿 ワンワン | 2008年2月15日 (金) 22時00分